日本を震撼させたオウム事件の首謀者と実行犯がついに死刑執行されました。
「なぜこの時期に?」「こんなに一度に大量に?」など聞かれますが、実は法的ルールに則って粛々と行われていたのです。
まず、死刑の執行は同一事件に関わった死刑囚が一斉に執行されます。
そして時期は2018年1月逃亡していた高橋克也被告の無期懲役が確定し、一連の事件の結審が終了したためです。
この結審から半年以内に死刑は執行されるルールになっているためでした。
今回の死刑に関して色々な意見はありますが、法的に見てまったくルール通りの運用であります。
来年で平成が終わるので恩赦を防ぐという見方もありますが、恩赦は誰にでも与えられるものではないので今回の場合はルールに則ったと見る方がよいでしょう。