北方領土問題返還日露外相会談について「米軍が基地を作らせないという交渉が日本が出来るかどうか？」 #気になるニュース2018年

この問題について地位協定の問題がある。米軍が基地を作らせないという交渉が日本が出来るかどうか？である。ロシアはそれが出来ない事をほぼ見越してはいる。

現在の日米地位協定は実は、サンフランシスコ条約の時に同時に結ばれるが、当時の外務省は平等公平の条約にするつもでした。しかしこの方針に口を出したのは当時の昭和天皇であると解っています。敗戦から５年後に北朝鮮が南下つまり共産勢力が朝鮮半島まで降りてきたという事を考えると、北海道から台湾を含めた地域を米軍に好き勝手に動いてもらう事で、日本を共産勢力からまもって貰わないと天皇制維持が出来ないと考えた。当時の昭和天皇は共産勢力を国民が考えている以上に、恐怖に感じておられていた。こうした歴史背景が現在に至るのである。交渉で米軍が居なければ、交渉すらしてもらえないのが日本の現状なのかもしれない。