」で便利でお安く。芥川賞直木賞受賞者スペシャルの後編でした。
主に真藤順丈さんの紹介をメインにした回でした。沖縄には一度も訪れたことがなく、またその歴史を深く考察したこともなかったので、「宝島」の紹介を見てとても勉強になりました。
ほんの50年前まで日本の領土ではなかった沖縄。本土とはまたまったく異なる様々な出来事があった土地ですが、それをうまくフィクションと混ぜて一つのエンタメ小説としているのは、とても面白いですね。選考委員の林真理子さんのコメントも興味深く、これからじっくり最後まで読んでみたいです。
あと、３人の本棚を紹介していたのがとても印象的でした。上田さんがドストエフスキーと夏目漱石とシェイクスピアの３つに分類していたのも「へぇ～！」と思いましたし、町屋さんのありのままに雑然とした本棚にも好感が持てました。
