2019年3月22日正午ごろ埼玉県越生町黒山の岩場・通称聖人岩でフリークライミングをしていた無職73歳男性が地上10M付近から落転し、全身を強く打って搬送先の病院で死亡が確認された。
西入間署で転落した原因を調べている。
池田さんはヘルメットやロープを体につける安全ベルトハーネスを着用していた模様で、聖人岩はフリークライマーの人気スポットで、当時は池田さんと事故を目撃した夫婦の三人が現場にいたというニュースがあった。
最近ではボルダリングやクライミングがとても流行っている。
私も流行にのって、ボルダリングにチャレンジしたことがある。
私の訪れたところは人工的に作った壁に石が付けてあり、手や足をかけて登ると言ったもの。
高くても3Mほどだ。
落下した時ように足下にはマットが敷いてあり、怪我防止はなされていた。
しかし、上級者用のコースになるとやはり10Mから20Mの壁を命綱をつけて登っている人たちがいた。
安全面に配慮してやはり下にはマットが敷いてあったが、それでも私は落ちた時の事を考えると身震いをした。
より本格的なクライミングとなると、本当に生死をかけて行うスポーツなんだとその時に実感した。
趣味で楽しんでいるうちに命を落とすなんて、本人はどう思うのか?
自然を相手にするサーフィンや、スノーボードなども例外ではない。
いなくなってしまった今ではその心情を確かめる術はないが、遊ぶ時も身を引き締めなければいけないと感じた。