今年の第70回NHK紅白歌合戦は、内容的には神回と言われた昨年の方が断然良かったです。
けれども、「AI美空ひばり」に関しては、感動という点に関して一線を期していました。
坂本九の唄を平井堅が歌った時も切ないな…と思いましたが、今回は、美空ひばりの歌をもっと聞きたかった人たちの夢を叶えたようにも思いました。
技術云々だけでなく、世の中には色々な事情で辛い思いをしている人達は沢山います。
ひばりさんのセリフは、息子さんに向けられたものの再編だったとはいえ、多くの人の心に沁みる結果となり、没してなお感動を与える存在となっていました。
創造性という点で、演出、創り出す側は、シビアな計算の積み重ねによるものと予測できましたが、理屈ではなく、感動しました。