ジャンプ部屋ブログ

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回想 沈黙の団塊世代へ(かわぐちかいじ)感想ネタバレ注意!あらすじ・佐賀バスジャック事件の際、真っ先に逃げた自分と同世代の男性の姿を見て…。 #COMIC


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『回想 沈黙の団塊世代へ』(かわぐちかいじ):団塊世代を問う

『沈黙の艦隊』『ジパング』など世代を超えて読み継がれるマンガを描き続けるかわぐちかいじ。そんな彼がかつて佐賀バスジャック事件の際、真っ先に逃げた自分と同世代の男性の姿を見て、団塊世代を問うために綴られたのが本書です。自分の個人的な体験を当時の時代に位置づけて振り返るエッセイ本かと思いましたが、彼の言葉は団塊世代へ内省を促す内容に満ちています。

特に著者は責任という言葉を何度も用いています。「「権威」を拒否するということは、「否定した責任」というものがついて回るのだ。(中略)そのことにわれわれ団塊の世代はあまりにも無自覚だったのではないだろうか」「大人であり、親としての「責任」を持った人間であることを要求してくる子供に、同じ無責任な若者気分の親は必要ない」など、どれも容赦なく団塊世代の無責任を批判しています。たかが漫画家のくせにと思うかもしれません。しかし、この言葉に同世代として耳を傾けられるかどうかが、これから団塊世代が若者にどのように評価されるかを決めるでしょう。定年退職を迎えてなんとなく過ごしている団塊世代こそ、読むべき1冊です。

ありがとう寄稿。

この本はシリーズ作で全部で5巻あります。サッカー少年の小学6年生から中学卒業までを描いています。県大会出場をかけた大事な試合で、遼介は右膝を痛めて負傷し交代し、試合にも敗れてしまいました。

感想・書評「サッカーボーイズ 卒業:はらだみずき」ネタバレ注意・サッカー少年の小学6年生から中学卒業までを描いています(レビュー)。 #読書 - みんなのブログ。