「コレットは死ぬことにした」8巻 幸村アルト・著
生まれて初めて海を見たコレットは、そこで瀕死のかわうそコツメと出会います。ポセイドンの元家来だというコツメのダメっぷりは清々しいほどで、苦笑しつつもその健気さにはメロメロになってしまいました。ふわっふわした砂糖菓子のような世界観を描いているこのマンガですが、コツメの登場でますます可愛らしさが増してとても癒されました。
いつかコツメとポセイドンが再会して、ポセイドンがどんな思いでコツメを手放したのか真意を知りたいところですね。
冥府ではハデス様が具合を悪くして寝込んでしまいますが、一生懸命に看病するコレットと、底なしの忠誠心を持って尽くしまくるガイコツたちの姿を見るとあたたかい気持ちになれます。隠れ兜を使って家来の働きぶりをのぞき見していたハデス様とコレットが、予想外に気づかれてしまうシーンはとにかく笑いました。槍を持ち戦闘態勢になったガイコツたち、燃えていましたね。両手にフォークを持ったコツメがもうおかしすぎて、大爆笑しました。