森林を伐採するな!という意見はあると思うけど、林学、森林科学、森林計画学の中では、「いかにして良い感じで森林(人工林)を伐採するか?」を学ぶ。
以下のニュースを読みました。
- 「奈良公園のシカ、殺さないで!」 奈良県庁に苦情100件以上、食害対策は凍結 (J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000001-jct-soci
その観点で立てば、増えすぎた鹿は駆除しないといけないし、駆除した、殺した鹿を、食べるか食べないかは分からないけど、私は、是非、食べて欲しい。
林学に関わっていたのも、もう6年とか前だから、色々と忘れているけど、動物を愛護する一方で、ニュースの中で、以下のような部分を知っている人は少ないのかも知れないな。
野生のシカは繊維質のものならなんでも食べるため、「害獣」として扱われることがほとんどだ。日本国内の森林食害の6割はシカが原因という農林水産省の報告もある。
例えば、これが、シカじゃあなくて、ネズミとかだったら、「全部、駆除しろ!」とかにならないかな。あえて、森で喩えるなら、木を切らない過ぎて、逆に、山が荒れる、ということだろうか。
また、ニュースの中では、近隣住民の苦情も載っていて、住んでいる人の気持ちよりも、県外の気持ちが優先されるのは、違和感を感じる。
シカは、確かに可愛い。だけど、数が増えすぎたら、おこがましいけど、数を管理して、人、公園、街、動物で好ましい関係を気付くことが、霊長類として、必要なことなのじゃないか?と思う。
増えすぎて困っているならなお、間引きを行って、そして、美味しく食べて欲しい。そう思います。