僕のヒーローアカデミア№11「かっちゃんが好きになる回でした。」(堀越耕平)
デクチーム対かっちゃんチームの模擬戦が終わり、講評から始まる今回の僕のヒーローアカデミア。
見下していたデクに、戦闘で勝てず戦略も負け、講評でもいいとこなしと悪評、さらに強力な個性のクラスメイトの登場に、今まで負けなしで天狗になってたかっちゃんの鼻が、ついにへし折られました。
かっちゃんが今まで完全に嫌なやつだっただけに、この流れには溜飲が下がります。
今までの態度からして、このまま鬱屈して、敵に回ったりするのかなと思ったのですが、その悔しさをバネに、絶対にトップのヒーローになる事を決意。
これは個人的にかなり意外でしたけど、正直嬉しい誤算ですね。
嫌な敵キャラになるかとおもいきや、真っ当なライバルキャラになりそうで、かっちゃんに初めて好感が持てます。
設定になにかとアメコミっぽさを感じる今作ですけど、こういう少年の成長を重要な位置に置いている所は、日本の漫画らしくて実にいいですね。
アメコミヒーローだと、基本的に大人が活躍するので、そういう成長とは縁が薄いイメージありますし。
敵組織のキャラもちょろっと出てきましたし、これからの展開や、まだ明かされてないクラスメイトの個性が楽しみです。