」で便利でお安く。一言感想
ついに決着、大興奮の初戦でした！
面白いところ。
９回表の攻撃、バッター・阿部の気合から始まりました。
阿部の根性の激走でセーフになった時は思わずうおーっと叫びたくなるぐらい興奮しました。
しかし、この巻一番の興奮はこの後でした。
その後も進塁・出塁してバッターは４番・田島。
西浦一の実力者である田島が、今までシンカーを捕えられず、ここぞの一発が欲しいところでも打てず…。
そのシンカーをやっと打ってしかも勝ち越しの一発、田島のガッツポーズは凄くかっこよくて、興奮して嬉しくて感動しました。
この漫画も９巻目で、どの巻も面白くて印象に残るところがあったのですが、やっぱりこの話の田島の打席が面白さや緊張感、西浦の勢いを象徴しているなと思いました。
しかし、相手は強豪校・桐青なので、いい感じだけでは終わらず三橋の心の甘さや守備のミスで再びピンチになってしまいます。
気弱な三橋が小さくなってるところで、バックの声掛けにも胸がジーンとなりました…。
最後はキャプテン・花井の強烈なバックホームからのシーン。
すごく躍動感といいますか、アウトなの！？セーフなの！？ドキドキする！というとても興奮する描き方で良かったです。
盛り上がって西浦勝った！やった良かった！と思って喜んだのですが、この漫画は一方だけではなく相手校も割ときっちり描かれるので、桐青の敗北に胸が痛くなりました。
１回負けたら終わり、同じ夏はもう来ないんですよね…。
嬉しさや楽しさ面白さもあって、でも悲しい辛い気持ちも湧き上がってくる、色々感情揺さぶられた８巻だったなと思います。
