「ちはやふる」二十九巻 末次由紀・著
東京都予選の決勝リーグに挑む瑞沢高校かるた部の奮闘ぶりを中心に描いた一冊でした。
団結力に欠けるチームを目の当たりにすると、太一の存在の大きさを思い知りますね。一人ひとりを実によく見ていて、細やかに目を配って支えていたのが太一だったのかと思うと、胸がいっぱいになります。
リーダーシップを取れるようなタイプではない千早が、不器用ながらも太一が抜けた穴を埋めようと頑張る姿は痛々しくも成長を感じました。でもチームのみんなには千早の気持ちがちゃんと伝わっているのがよく分かって、とても救われた気分になります。ハブられ女子の田丸さんも、やっと自分の存在を肯定できるようになれて良かったですね。
結局優勝したのは北央学園でしたが、ヒョロくんの地味な努力が実を結んだ結果だなと感じました。華のあるキャラクターでは決してないけれど、誰よりも深い優しさを持つヒョロくんは本当に素敵だなと思います。それにしても、千早がヒョロくんに抱きついた場面はびっくりしてしまいました。
ありがとう寄稿。
一昨日放送された同番組を、近年編み物に興味を持ち始めたものの実際に編み針を手にするまでにはいたっていない中年男子の私は、はじめて拝見しました。当日は、マフラーを編むというテーマでした。収録会場を訪れた大勢の参加者の方と、ゲスト出演者の方々らが、一斉に編み進めていきます。
すてきにハンドメイド 放送日時2016年11月3日/テレビ感想&あらすじネタバレ注意・マフラーを編むというテーマでした。収録会場を訪れた大勢の参加者。 #TV | おすすめ面白い小説用ブログ。