ジャンプ部屋ブログ

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クロノ・モノクローム2巻/感想&あらすじ・主人公・犬伏黒六が中世ヨーロッパにタイムスリップして…(ネタバレ注意)。 #マンガ


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クロノ・モノクローム 第2巻・対局時計という感動

歴史で最初のチェスコンピュータ「ターク」は、中に人が入って駒を動かす機械だった、という事実。それでもほとんど負けなかったのはなぜなのか。そんな疑問にタイムスリップを絡めたファンタジー「クロノ・モノクローム」。チェスファンにとっては目の離せない作品です。

第2巻は主人公・犬伏黒六が中世ヨーロッパにタイムスリップしてからのお話。発明品のチェスコンピュータ「ターク」が王の目にとまり、宮廷への出仕を解禁されたケンペレン。そのケンペレンがヨーロッパ各地をまわる旅に出ます。その旅に出るにあたり、「ターク」の整備士を選ぶことに。良い時計を作る者を連れていく選抜の中で、見習い技師レベッカは自作の対局時計を持ってきています。しかし、ケンペレンの目に触れさせる勇気はありません。未來人である黒六はこの時計の価値を認め、ケンペレンに見せることを主張します。
実はケンペレンと一緒に旅をしたい、という純粋な乙女心で対局時計を作っていますが、相手の状況に一番必要な物を作る点では、もはや一人前の時計職人。使用人のアントンや黒六など、非常に熱い思いを持つ者が集まる中に、また一人熱い志を持った仲間が加わって、いざ旅路へ。次巻以降も熱い展開が見逃せません。
チェスを指す者にとって、対局時計は欠かせぬ存在。そしてそのなりたちを漫画に活用し、モーツアルト、マリアテレジアといった歴史上の有名人物も数多く出てきます。モーツアルトとの試合の展開が見逃せません。