一言感想
知ってしまった残酷な真実の更なる奥の真実を求め敵の中核へと踏み込んでいく巻
面白いところ。
求めていた「賢者の石」の真実をしってしまったエルリック兄弟。それは生きた人間を材料にするという悪魔の様なモノでした。しかし、その真実を託したマルコーの真実の奥のさらなる真実という言葉を思い出し、真実を求め動き出したます。しかしそれは敵の懐に飛び込むという事で。ついに裏で糸を引いていたホムンクルスと接触し、ハラハラする展開になっていきます。
好きなところ。
ついにヒロイン的な位置のウィンリィが登場します。ヒロインの登場としては遅いですが、これからはちょくちょく話しに関わってきてくれます。
好きなキャラ。
エド達の幼馴染みのウィンリィ・ロックベル。機械鎧技師としてエドの手足のメンテナンスをしてくれます。勝気でちょっと乱暴な部分もありますが、徹夜続きの後で眠そうにしながらもエド達を見送ってくれる姿はとても良かったです。
好きなエピソード。
本編ではありませんが、巻末に読みきりで入っているエドとマスタング大佐が戦う話が好きです。大佐の部下達の何気ない会話からあれよあれよと演習という形で戦う事になるのですが、大佐が圧倒的に強すぎました。本編では雨で火が出せなかったり活躍が少ない大佐ですがまともに戦ったらここまで強いのかと驚きました。
おすすめ。
この巻ではこれからのための伏線が多いです。伏線が多いといっても読み応えも十分なのでこれからが楽しみになります。