破壊する創造者 ~ウイルスがヒトを進化させた~ フランク ライアン
私がこの本を手に取ったきっかけは、上橋菜穂子さんの小説「鹿の王」のあとがきを読んでいて、その中にこの本が「鹿の王」誕生のきっかけになったと書いてあり、興味を持ったからです。
ウイルスは生物として扱ってよいのかどうか、という議論がなされることが度々ありますが、この本の中でウイルスは、生物として、またほかの高等生物に大きな影響を与える立場として書かれています。世界中のウイルス学、共生学、分類学など様々な分野の研究者の最先端の研究について取り上げ、それを一般の人にも分かりやすい文章で表現されていました。著者のフランクライアンは医師であり、医学的な立場からもウイルスについて言及し、パーキンソン病やALS、重症筋無力症などの自己免疫性疾患と呼ばれる難病の治療にも役立つというではありませんか。そういった生命の不思議、人類の未来がウイルスによって進化させられた人間のDNAに組み込まれていると思うと、ウイルスは様々な感染症の原因となるという一面だけではなく、とても興味深いものだと考えさせられました。
ありがとう寄稿。
結果サヤマ製作所は社長・椎名直之が逮捕され、バルブは佃製作所に決まる。
それに伴い、帝国重工の後ろ盾でガウディの開発が進み人口弁「ガウディ」の認可が降りた。
下町ロケット第10話/最終回・結末の感想ネタバレ注意!あらすじ・帝国重工の後ろ盾でガウディの開発が進み…。 #テレビドラマ - みんなのブログ。