フランケンシュタインの恋・第二話
前回、”深志研”として人間の世界に降りてきた彼は一見この世界に溶け込めそうに見えました。
津軽ちゃんをはじめ、周りの人たちもびっくりするくらいこのドラマでは優しく、彼のことを受け入れてくれたのに彼自身が過去の自分に囚われて人間の世界から逃げてしまう。
彼らの優しさに気が付かず、なぜ逃げてしまうのかなとも思いましたが、綾野剛さんがずっと森に引きこもっていた彼の心の葛藤をリアルに演じていて魅入ってしまいました。
お父さん役の斎藤工さんも、彼を生み出してしまった苦悩と彼を思う優しさに溢れていて切なくなりました。
120年前の出来事と現在を結ぶ線も見えてきて、どうやってつながっていくのか楽しみです。
それにしても、ラジオの天草の無茶ぶりがシュールで好きです。ちょっと変わっていますが、天草の言葉は確かに響くところがあると思います。