もふもふの神様さがし①:たまき
この漫画の主人公であるちさとは、平凡で退屈な毎日を過ごしている書店員です。そして、ちさとの勤めている本屋は子供たちの遊び場になっていました。その本屋で偶然、はだしで本を眺めている小さな男の子と出会います。
小さな男の子は実は普通の子供ではなく、実は祠を守る狸だったのです!狸の茶子助は、その祠が今にも壊れそうになっているので、ちさとに助けを求めます。それがきっかけとなり、物語が展開していきます。主人公の他に、理容師のトモや、同じ祠を守る狐の銀ノ真など、個性豊かなキャラクターたちが登場します。トモは、理容師の他にもたんぽぽ荘という年季の入ったアパートも経営しており、ちさとはそのアパートで暮らしています。次第に、茶子助や銀ノ真たちも、ちさとの住むアパートで一緒に生活するという流れになっていくのですが、初めてのお風呂で大騒ぎしたり、初めてうどんを食べて感動したりと、見ていてとても癒されるお話しばかりです。ほっこりした気持ちになれる本なので、おすすめです。