ばらかもん 第7話「ひさいんを」
さて、最初に言うと、今回タマは出ません。一ミリも!
話は川藤&神崎コンビが東京に帰る前日。
島で迷ったり酒をしこたま飲まされたりカメムシまみれになったり二日酔いになったりしてちゃんと半田と話せなかった川藤たちでしたが、最後の思い出として海釣りに行くことに、といっても都会っ子な3人組は海釣り未経験。
半田はCパートで教頭やなると川釣りしていたのを見ましたが、海釣りは未経験の様子。
自分も山の中で育ったのでちょっと新鮮な気持ちでした。
アジってあんなにほいほい釣れるものなんですか!いいなあ。
都会っ子のさらにもやしっ子な神崎はうちに帰りたい!字を書きたい!と。
しかし、実はスランプだった様子。
神崎は半田の字に憧れ、半田の字を手本としてここまで来たらしく、雰囲気の変わった半田の字についてこれずにスランプに陥ってしまったようです。
ここで前話のファンっぷりが伏線となりましたね。
あの時は半田の字を「下手になった」と罵った神崎でしたが、実は自分のことだったわけです。
それについて川藤は大激怒、館長のスタンド(?!)に飲み込まれつつも神崎にお説教。
なるとひなはフナムシを追っ払って遊んでましたが、なるは手づかみで捕まえられるけどひなは無理なんですね、私もひな派です。
そして最初から「ひさいんを」を釣る!と意気込んでいたヒロシでしたが、「ひさいんを」とはイシダイのことだった様子。
「ひさん」=高価な、「んを」=うお、魚、ですね。
これをダメモトでなる特製ギャング針で釣ろうとしたヒロシでしたが、なんとこれが大当たり、神崎ら都会っ子組も大興奮でしたが、まあ適当に作った針だったので空中分解。
無残な結果と終りましたが、むしろ皆晴れ晴れとしていました。
鯛を手に入れることそのものでなく、その過程をみんなで共有できることが楽しいことなんですよね。
そしてそれが半田のあの作品の源になる、と。
空港でお土産を選んでいるシーンでは、神崎に友達がいないことが判明しましたが、確かにあの独善ぶりではいなさそう・・・気遣うヒロシは良い奴です。
なるの面白メガネもチョイスが素晴らしい。なんだかんだで川藤気に入ってたし。
そんなこんなで嵐のような五日が過ぎたようですが、半田の成長ぶりが目に見えてうれしかったですね。
神崎も若いがゆえに今は自分のことでいっぱいいっぱいですが、いずれ半田のように人に気遣える若者になってほしいです。
次回も楽しみですね!