「彼は秘密の女ともだち」監督:フランソワ・オゾン 出演:ロマン・デュリス、アナイス・ドゥムースティエ
まず邦題が秀逸。「彼は秘密の女ともだち」! う~ん美しいタイトルです。今年のベスト邦題ノミネートですね。
内容は、こうなってああなってそうなるんだろうな~という予想通りではあったものの、百合百合しいテイストで大変素晴らしかったです。百合映画の新境地と言えましょう。
自分の性別に違和感を持ち、「彼」から「彼女」になろうとする人物をロマン・デュリスが熱演しています。このロマン・デュリスという人、「ルパン」で怪盗アルセーヌ・ルパンを演じたこともある実力派俳優なのですが、なんといっても…濃い!のです。ひげのそり跡も青々しいこの男が「私、女になりたいの」って、冗談でしょっていう感じですが、元が男っぽいからこその説得力があるんですね。これがもし、ひげも薄くて中性的な顔立ちの男性が女性になろうとするのだったら、それはちょっと別の話になってしまいます。ロマン・デュリスの演技からは「男だけど、女になりたい」という切々たる想いが伝わってきて感動しました。
ありがとう寄稿。
節約のために、新聞を解約すると、チラシが全く入らず情報が入ってこないので、気が付けば、食費がかなりかかってました。これでは、いけないと思い行動に移しました。
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