最近は囲碁の若手棋士の間でAWS(Amazon Web Services)の利用者が急増しているそうです。
そのきっかけはグーグルの親会社であるアルファベットの傘下のディープマインドが開発した「AlphaGo」という囲碁AIが世界に与えた衝撃です。
2015年にAlphaGoは世界チャンピオンのイ・セドル九段に4勝1敗で勝ち越し、翌年にはカ・ケツ九段をも破り圧倒的な強さを見せつけました。
それから棋士の間でAIによる勉強が流行り、棋士のひきこもりが問題になるほどです。
ですが、家庭のパソコンでAIに処理させると機材へのダメージや電気の使用量が膨大ですが、それがAWSを使うことで解決できます。
棋士たちの間でAWSの勉強会やノウハウが広まっており、それにともない新たな用語や文化が生まれて来ているようです。
私はそれを知り昔流行ったインターネットは知の高速道路という言説のことを思い出しました。
こういうところからどんどん知の発展がしていくようで未来がとても楽しみでしょうがありません。