江戸城についての解説番組でした。
大手門が入ってまた右に門があり、四角になっているのはなぜかとか、天守閣が再建されなかったのはなぜかとか、石垣が色々違っているのはなぜかとか色々興味深い1時間でした。
天守閣はもっと前にあったけれど、火災で焼けて再建されるたびに後ろへ移ったのは大奥などの建物が増えたからだそうで、石垣も何度も火災にあった焦げ跡が生々しく残っているのでした。
また伏見櫓があるからということで、天守閣は再建されなかったそうですが、平和な時代に必要ない天守閣よりも江戸庶民の暮らしのためにと松平信綱が言った話は出なかったような気がしました。良い話なのに残念です。
こういう具合で、3人のお城マスターが色々教えてくださるのですが、そのときは映像と興奮気味のマスターたちの話術に感心するけれど、あとではっと我に返るともうちょっと実際の歴史上の事件を思いださせる解説を聞きたかったなと、歴女としてはちょっと物足りなかったような気もしました。