ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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幻影博覧会・全4巻(冬目景)感想&あらすじ・主人公は松之宮遥という男性の探偵。恩師である藤枝博士の紹介で…ネタバレ注意。 #マンガ


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一言感想

主人公は松之宮遥という男性の探偵。彼は、恩師である藤枝博士の紹介で事務所の助手として高苑真夜という少女を雇います。真夜は大変賢く、推理力や知識は遥をしのいでいるように見えます。もちろん、事件を解決するときに発揮される勘もとても鋭くとても頭のきれる人物です。

でもそんな真夜はどう考えても17歳くらいにしか見えないので驚きます。月等という右目に眼帯をした大型の犬を用心棒にしていて信頼関係はとてもあついようです。舞台が大正時代の半ばらしく、とってもレトロでノスタルジックな雰囲気が素敵な作品です。主人公の実家が名家というちょっと珍しい設定なのですが、そのせいか仕事では母方の姓を名乗っているそうです。この時代はまだ着物の女性が多いなかで、真夜は素敵な野暮たさをもつファッションをしているので服装が変わるたびにカワイイなと思います。

この作者の方が力を入れているのかちょっとわかりませんが、この作品中で出てくる動物の絵がとっても好きです。食事シーンでもとても綺麗に繊細に料理が描かれていたりして、なんだかページをめくるたびにうっとりしてしまいそうになります。表紙のカラーでみる真夜も本当に美少女といった感じでかわいくて好きです。でもそんな綺麗な真夜は事件となると前が見えなくなるのか結構危ないようなところにも一人で乗り込んでいくので度胸があるんだなと思います。