寄稿を頂きました。
サーキットの狼
世間に「スーパーカーブーム」を巻き起こした画期的なレースマンガ。
「サーキットの狼」の連載が始まってすぐに、空前のスーパーカーブームが社会現象となりました。
主人公の風吹裕矢の愛車は「ロータス・ヨーロッパ」。このチョイスがシブい!
さすが車をこよなく愛し、自らレースに参加するほどの腕前を持つ池沢さとし先生。
普通ならカウンタックやフェラーリを選ぶところです。
裕矢はその後、ロータス・ヨーロッパ→ディノ・レーシングスペシャル→ランチャ・ストラトスと乗り継ぎ、最終的にはF1ドライバーにまで上り詰めます。
それぞれの愛車もカッコいいんですが、やはりロータス・ヨーロッパがダントツですね。
あの独特なペッタンコのフォルムがたまりませんでした。
レースでは、馬力の無さを車体の軽さとテクニックで補い勝利する。
そして、レースに勝つたびに、ロータス・ヨーロッパの白いボディに星のマークを付けてゆく。
これが馬力バリバリ、最高速度MAX300km超えのモンスターマシンだったら、こんなに熱狂することもなかったと思います。
まさしく小さな巨人、日の丸魂ではないでしょうか。
それにしても、連載当時は魅力的なマシンがたくさんありましたね~。
ポルシェ・カレラ、ランボルギーニ・ミウラ&イオタ、デ・トマソ・パンテーラ、トヨタ2000GT・・・
今見ても全く色褪せないスタイリングに惚れ惚れします♪