ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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悪たれ巨人/感想&あらすじ・高橋よしひろ先生は、今でこそイヌマンガ界の巨匠ですが、少年野球マンガです…ネタバレ注意。


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寄稿を頂きました。

悪たれ巨人

作者の高橋よしひろ先生は、今でこそイヌマンガ界の巨匠ですが(そんなジャンルだっけ!?)、この「悪たれ巨人」は少年野球マンガです。
主人公は“悪たれ”というネーミングがピッタリの村瀬明。
イタズラ好きで落ち着きのない小学生。こんな子供、当時はクラスに必ず一人はいましたね。

この明が、所属する少年野球チーム「ヤング巨人」で、物凄いスピードボールを投げるためピッチャーに抜擢されるのですが、これがとんでもないノーコン。
しかし、親友のカボくん(運動音痴で補欠)と二人三脚でノーコンを克服し、見事エースの座につきます。

ところが困ったことに、ノーコンを克服した明の剛速球を取れるキャッチャーがいない。
そこで万年補欠のカボくんが一念発起して正捕手を目指す。
まさしくスポ根マンガの王道パターン。

王道と言えば、最初のライバルとして登場する平松くんですが、「カッコいい・頭いい・実力ある」の三拍子揃ったナイスガイ。
巨人の星で言うところの花形満ですね。(あんな不良ではないし、車を乗り回したりはしません。ロードマン自転車で颯爽と登場します。)
明とカボが努力して、友情を深めながら、天才型の平松と戦い勝利する。
そんなライバルとも、後にはチームメイトになり、更なるライバルと戦う。
これぞ「THE・王道」!

ライバルの中では、ライザーが好きでした。
ボールの縫い目に爪を引っ掛けて投げると、ボールがホップする「ライザーボール」が武器の外国人の少年。
当然マネしましたよ~。でも、ホップするどころか、まともに届きもしない。
そう考えると、普通にストレートを投げてるだけなのにホップしているように見えていた、全盛期の江川卓投手って凄いですね!