寄稿頂きました。
べるぜバブ_田村隆平
ある程度まとまって終わった印象もありますので、打ち切りかどうかは人によって意見が分かれるかもしれません。ですが、私の中ではまだすべての伏線が回収されていないのと、これから番外編がジャンプNEXTで掲載されるとのことなので打ち切りだなと思い、とても残念です。
毎週ジャンプを読んでいる作品で、数少ない一話からみていた作品でした。特別ドハマりはしませんでしたが、なんか面白くて見続けているうちにまさかのアニメ化でハマり、いつの間にか愛着をもつようになりました。
明らかなギャグ漫画であり、その設定や裸の赤ん坊が主要キャラなことなどから、いつ打ち切られるのだろうか、この話ならいきなり突然前触れもなく終わっても不思議ではないなという印象もありましたが、5年も連載を続けてここまでの道のりを歩めてすごいとも思っています。
大体の伏線は回収していますが、私の中で一番モヤモヤとしているのは、男鹿の親友の普通の人間である古市が何故複数の悪魔と契約できたのかということです。普通の人間ではまず無理だというのに、ザ・普通、むしろ作品内最弱の古市が何故あんなに上級悪魔と契約し続けることができたのか。ヒルダも何かひっかかるような感じを醸し出していたのに、そこに触れずになんやかんやあってルシファー倒して、最終回は二年後。結局古市って何者なのでしょう?それが気になって仕方がありません。
話のほとんどは男鹿が一年のときの話でしたが、空白の二年の間にもいろいろなことがあったのだなと最終回の古市の言葉から察し、もっと彼らのハチャメチャな時間をみていたかったなと思いました。
できることなら再アニメ化もしてほしかったです。