さくらとともに成長した気がします
カードキャプターさくらを読み始めたのが、私が小学校4年生の時でした。元々CLAMPさんの作品が大好きで、さくらにもすぐにのめり込みました。
まずはまったのが、さくら語。可愛い女の子が「ほえ〜」と言っている姿にキュンキュンとしてしまい、私もいつの間にか真似をしていました。今思えばとても恥ずかしいことですが…。
そしてケロちゃんや知世ちゃん、とーやお兄ちゃんに雪兎さん、そして小狼くんと皆可愛いキャラクターばっかりで、ビジュアルを見ているだけで幸せな気持ちになっていました。
単行本についてくるクロウカード(途中からさくらカードになりましたが)風のしおりに、本編でさくらがやっているようにカード下部にローマ字で名前を書いて『汝の〜』と呪文を唱える遊びをしていたのも、今となっては良い思い出です。
さくらと小狼くんの恋模様もとてもキュンキュンしましたね。
小狼くんの一方通行な片思いから始まり、しかも、その期間が結構長かったので私も一緒になって悶絶していましたね。でもやっと告白を果たした時の小狼くんの表情が、とても男前で素敵でした。
さくらが小狼くんの気持ちに応える時も、胸がキュッと痛くなりますね。
通じ合えたのに、離れ離れになってしまう。
でも最後の最後でまた再会を果たした時には私はニヤッニヤが止まらなくて大変でした!
長年見守り続けたカップルに、やっと幸せが訪れた!と。
幼い私を沢山胸キュンさせた、私にとってのバイブル的漫画です。
さくらと出会えたことで、私も恋することの美しさを覚えた気がします。