ジャンプ部屋ブログ

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鬼灯の冷徹1巻~13巻(連載中)感想&あらすじ・かなりのドS、閻魔大王でさえも「アホ大王」と呼んだり…(ネタバレ注意)。


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鬼灯の冷徹 1巻~13巻(連載中)/著:江口夏実

2014年1月からアニメが放映され、その人気を不動のモノにした漫画「鬼灯(ほおずき)の冷徹」。
現在でも週間モーニングで連載されており、コミックの売り上げも、一時期は書店で売り切れが続出したという噂の、この漫画。
実は、1巻が出た頃から、私、知ってたんです。
どこかの書店の新刊コーナーで見て、「面白そうなタイトルだな」と思って手に取ったら、本当に私好みのユーモラスに溢れた作品でした。

内容としては、地獄の閻魔大王の第一補佐官として働く、鬼灯様の日常を描いた作品です。
しかし、この鬼灯様、自分では認めていないのですが、かなりのドS。
上司の閻魔大王でさえも「アホ大王」と呼んだり、容赦なく持っている金棒で叩くサドっぷり、否、潔さ。
ワーカーホリックで、自分の事を「官房長官のようなもの」と思っている鬼灯様。
勿論、そんな鬼灯様の周りにも個性豊かなキャラクター達がいます。
閻魔大王は、のほほんとした性格で、仕事をサボったり、メタボリックだったり、史実とは違った感じが、この物語の面白さを引き立てています。
童話などに登場する桃太郎や、実際の歴史上の人物、義経も地獄で働いていたり、サタンなどの外国の悪魔も登場したり、沢山のキャラクター達がいて、それだけでも、面白い作品となっています。
他にも、日本の地獄の事だけではなく、民話や歴史なども出てきて、色んな知識を得る事も出来る、一石二鳥の漫画だと思います。
私が好きなキャラクターは、鬼灯様なのですが、他にも一人と一匹(?)います。
一人は、中国神話の神・白澤(はくたく)。この人は、鬼灯様と犬猿の仲で、会うと必ず喧嘩を始める程。特に鬼灯様は、白澤を落とす為だけに、寝ずに天国から地獄までの落とし穴を作る程の嫌悪ぶり。
もう一匹は、「かちかち山」に登場した兎・芥子(からし)ちゃん。狸に異様な恨みを持っていて、普段は可愛らしいのに、狸の名前を聞いただけで豹変する、その瞬間が大好きです。
本当に色んなネタやギャグが満載で、一度読めば、病みつきになる事、間違いなしです。