神のみぞ知るセカイ。ギャルゲー好きすぎる主人公
この作品で一番印象深いところは、主人公の強すぎるギャルゲーへの愛です。授業中にゲームをやったりお風呂でさえゲームをやっています。ギャルゲーへの中毒症状がひどく、最終回のにずっとギャルゲーをやっています。テレビを6個用意して同時にゲームをプレイし始めた時は、本当に驚きました。
人間性を捨てた主人公は正に、最終回のタイトルの「神以上、人間未満」という言葉に納得できます。クリアしてないゲームを減らそうとしているのに、なぜか昔のプレイ済みのゲームがやりたくなってしまうことは私もよくあるので共感しました。目にクマをつくりながら「僕はゲームが楽しくてしょうがないんだ!」といっているシーンでは少し心配してしまいます。でも、本当にギャルゲーが好きなんだなと思いました。EDでは、いろんなギャルゲーのキャラクター達に導かれ幻覚を見て歌ってしまいます。声優の下野紘さんのわざと音痴のような歌がとても面白かったです。声が裏返っているところが最高です。頭から離れません。主人公が永遠にギャルゲーと共にあってほしいなと思うような回でした。