大人とは目には見えない成熟された人
今週のお題「おとな」
大人になると言う事は自分の行動に責任を持つこと。そして言い訳をしないことだと思います。ついつい良くない出来事を人のせいにして責任から逃げたくなりますが今の現状は自分が蒔いた種であると思います。そして大人になるにつれて様々な経験を重ねることで人に対する愛情の深さ思いやり、日常に対する感謝への気持ちもかわってきます。
自分が一番だった時を過ぎ、自分よりも大切な存在に出会えた時に人は大人としての深みがでるように思います。それは例えば子供が産まれた時。それまでの自分を覆す日常が現れます。自分の時間なんて全くない。髪はボサボサ部屋は散らかり、だけど子供笑った。子供が歩いたとまるで自分の事のように嬉しい。子供が泣いた怪我をしたとうろたえる。今まで味わったことのないいとおしい日常。よく、涙腺が弱くなったと言う事をいう人がいますがそれは、人の気持ちにたって物事をとらえることのできる成熟した大人に対しての賛辞だと私は思います。おじいちゃんおばあちゃんを敬いなさい。と言う言葉も人生を生き抜いてきた逞しい人を、今は弱々しく感じるかもしれないけれど、いつかは来る自分の姿でもあると認識し立派な大人の方として敬う大事さを表しているのではないでしょうか。