「赤髪の白雪姫」4巻 あきづき空太・著
島の少女キハルが王宮を訪れ、一族が大切にしている鳥が狩りの対象になっていることに抗議し、鳥の保護を求めます。ゼンはその鳥を国の通信手段にできないかと考え、鳥の力を試す考試をすることになり、白雪は補佐役に選ばれます。しかし考試を妨害したいブレッカ子爵によって、白雪は見張り台の頂上に閉じ込められてしまいます。白雪はなんと窓から湖に飛び込んで脱出し、考試を成功させたのでした。
ケガをした白雪を気遣うゼン。そして白雪とゼンはようやくお互いの想いを伝え合い、この先も共にいられる道を選ぶことを決めます。王子と宮廷薬剤師という立場なので今後もたくさんの困難が待ち受けていると思いますが、この2人ならきっと大丈夫でしょう。手を取った白雪に「ありがとう」と言ったゼンの目に光る涙を見て、なんだか胸がいっぱいになってしまいました。また、側近ミツヒデとゼンの出会いを描いた話は素敵でした。人との確かな繋がりを模索する13歳のゼン少年は、とてもかっこよかったです。
ありがとう寄稿。
この11巻は主に上杉の女忍びであるおゆきについて描かれた1冊でした。おゆきはこのマンガの中では数少ない歴史上の人物ではないキャラクターなので、趣向がこれまでとは一味違って楽しめました。
信長協奏曲11巻/感想ネタバレ注意!あらすじ・上杉の女忍びであるおゆきについて描かれた1冊でした…。 #COMIC - ジャンプ部屋ブログ