ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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一番大好きで、今も一番大好きな「ジョジョ」。ジョセフ・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)【私の愛した少年ジャンプのキャラクター】


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現在も掲載誌を変えて連載中の大長編漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ。時代ごとに主役を張るキャラが変わるため、現在連載中のシリーズも入れると8人もの主人公が存在します。どの主人公も魅力的だし、皆とても強いキャラですが、そんな中でも自分が一番好きで、一番最高だと思っているのが、第2部の主人公のジョセフ・ジョースターです。
最初の主人公で、ジョセフの祖父にあたるジョナサンが死亡という衝撃的なラストで終わった第1部から約50年ほどたった時代を舞台に登場したジョセフは、見た目こそ祖父に瓜二つだけど、中身は似ても似つかないキャラクターでした。紳士で清廉・高潔という言葉がぴったりだったジョナサンに対して、ジョセフは口が悪くて良くも悪くも強かで、相手の心理を読み出し抜くことに長けた策士で、何とも捉えどころがない人物。自分勝手に生きているようで、その癖自分が大切だと思っている家族や仲間達のためなら、自分の命をかけるのも厭わない一面も持つ、ジョナサンとはまた違った魅力を見せる主人公でした。ラスボス戦後は色々あって、死んだものと思われてお墓まで造られていましたけど、そう思われても仕方のない、凄まじい戦いでした。
その後、第3部では第3部の主人公・空条承太郎の祖父として、第4部では、第4部の主人公・東方仗助の父親として登場しました。第3部では、老いてなお盛んな人物の例えである「老黄忠」という言葉がぴったりと当てはまる老戦士として、第4部では、衰えてすっかり好々爺と化したお爺ちゃんとして。歴代主人公で、その後の話にも登場しているのはジョセフと承太郎だけですが、老いた姿で登場しているのはジョセフ1人でした。第2部で、あれほど強烈な輝きを放った青年が、老い衰えていく様を見せたことには、一抹の寂しさを覚えるのと同時に、ジョナサン以降短命だというジンクスがついたジョースター一族の中で、何だかんだで長生きしている様子に安堵したものです。
ジョセフは「短命」以外にも、「生涯1人の女性しか愛さない」というジョースター一族のジンクスを破っています。その他にも、頭脳派で、承太郎など他の主人公達のようなラッシュ攻撃をしないところや、波紋法とスタンド両方の能力を持つ唯一のキャラクターであることなど、色々と例外なところが目立つことから「ジョースター家の異端児」と呼ばれ、公式にも「例外」扱いされている、ある意味規格外な主人公です。また、努力嫌いを公言するなど、ジャンプ漫画の主人公としても異端なのかもしれません。そんなところも含めて、非常に魅力的で最高の主人公である、と個人的に思っています。