南斗五車星の1人で山のフドウというキャラクターは、小学生時代の私の心に強く残っています。
山のフドウは心優しいキャラで描かれていて、たくさんの孤児達を養って、いつも笑顔で、悪人達から体を張って子供たちを守っていました。丸い顔の、熊さんのような愛嬌のある姿はまさにイイ人。
そんなフドウも、以前はなんと、『鬼のフドウ』と呼ばれていて、その悪行三昧で皆に恐れられる存在でした。なんとあのラオウが唯一恐れを感じた男がこのフドウ。そんなギャップが何とも言えず、かっこ良すぎて、心惹かれました。ユリアと出会って以来、フドウも鬼ではなくなり、心優しいフドウとなったそうです。
そんなフドウと子供達の所へラオウが攻めて来たとき、フドウは再び鬼となって子供達のために戦いました。このシーンは今でも思い出すだけで目頭が熱くなってきます。結局、ラオウの軍が放った矢でフドウは殺されてしまうのですが、最後まで1歩も引かずラオウと戦い抜いた姿は、本当に涙、涙です。