サブローが尾張の海へでかけている最中、安土城では顔をさらした明智光秀と帰蝶がうっかり遭遇してしまう、という展開からのスタートでした。いつかこんなシーンも描かれるのだろうなぁと期待していましたが、帰蝶が実は気づいていたとはびっくりしました。
ほわほわしていて何も考えていなさそうにも見える帰蝶ですが、さすが殿の妻だけあって観察眼はあるのですね。さらにはサブローと明智が途中で入れ替わったことにも気づいていたとは、本当に脱帽です。
そして、旅の道中で刺客に襲われたサブローですが、その刺客が石川五右衛門と名乗った展開にはワクワクしました。現代ではあまり熱心に勉強してこなかったサブローでも、石川五右衛門の名前は聞いたことがあったようですね。でも何をした人なのかまでは分からず、無邪気にお団子や温泉を楽しんでいるのが笑えます。
そんなこんなで天下統一に一歩一歩近づいている信長ですが、本能寺で死ぬ宿命はどうやら変えたいと思っているようで、どんなラストが待っているのか楽しみです。