」で便利でお安く。12月2日配信の朝日新聞デジタルで、入園説明会に行った母親が園長から「母親が作った愛情詰まった弁当が一番の栄養です」との言葉を受けショックを受けたとのニュースがありました。私もショックです。お弁当そのものを批判する気はありません。
お弁当を作るのが好きな方だっているでしょう。しかし、女性の社会進出が当たり前となって、随分と時間が経過しました。中にはシングルで子育てをしている母親もいます。そんな母親にとって、朝は戦争状態です。毎日毎日、お弁当を作る余裕はないでしょう。もう一つ気になるのが、私が保育園の頃は給食でした。この給食という世界に誇れる文化が、年々廃れていっている気がしてなりません。栄養バランスもよく、同じものを食べることで、クラスメイト達との人間関係も深まっていく。「給食のおばちゃんへの感謝の会」で、人への感謝を学べる機会があたえられる。私達は今一度、給食という制度について真剣に検討しなければいけないと思います。
