ものの歩・第13局「聞こえません」(池沢春人)
簡単なあらすじ。
信歩と蒼馬の対局は蒼馬の上級生の登場により中断してしまう。自分より強い高校生はいないと断言する蒼馬は、団体戦にしか出ないという。
後日、信歩に問い詰められた竜胆は蒼馬との因縁を語った。蒼馬と決着をつけない限りプロ目指すなんて言えないという竜胆であったが、蒼馬と闘うには団体戦に出なければならない。
竜胆を蒼馬と闘わせるために、信歩は団体戦へと挑む事になるのだった。
面白かったところ、一番好きだったシーンは?
まず、上級生に怒られる蒼馬を前にして「その人は悪くなくて……!!!」と謝るのが信歩らしくて、見ていて微笑ましかったです。
でも何と言っても、終盤の竜胆との掛け合い(団体戦出場の決意)が良かったです。
勢いがあって、2人の思いが痛いくらい伝わってきて、思わずジャンプを強く握りしめてしまいました。
好きなキャラクター、注目した登場人物は?
信歩の一生懸命さや真っ直ぐさが今回も良く伝わってきて、ますます彼を応援したくなりました。
竜胆も、信歩同様かなりの不器用さを持ったキャラクターで、そこが魅力的だと思います。
奨励会員になる資格が足らなかったという蒼馬の上級生の過去も気になります。
次回の展開予想や希望や想像など。
信歩と蒼馬の対局はあっさり幕引きになってしまい少々がっかりしましたが、それを埋め合わせるどころかプラスになるくらい見所満載でした。
終盤の信歩と竜胆の掛け合いで、二人の絆がグッと強固なものになった気がします。
一人で戦ってきた孤独な竜胆は信歩と出会い、孤独ではなくなりました。二人がどの様に団体戦を勝ち進んでいくのか、とても気になります。
勝ち進むごとに、2人のきずなもより強くなっていく事を願います。
ありがとう寄稿(マンガ感想記事)。
少しずつ特命の核心に触れつつあるものです。そこから素直に展開が進まないのもかなり共感出来る内容にも感じるものです。
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