ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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感想・書評『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年、村上春樹』ネタバレ注意「登場人物の職業が比較的分かりやすいので、入りやすかった」(レビュー)。 #読書

村上春樹の13作目の作品。例のごとく発売当初、ニュースになるほどの人気だったけれど、まだ読んでいなかったのを思い出し、書店で買って来ました。

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感想・書評・JORGE JOESTAR -ジョージ・ジョースター- 舞城王太郎 面白いけどぶっ飛んでる・ネタバレ注意「ジョナサンの息子であり、ジョセフの父」(レビュー)。 #読書

ジョジョの奇妙な冒険の大ファンだったので、小説も読んでみようとジョージ・ジョースターを購入してみました。

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主人公の来栖黒悟(クロ)は祖父の影響で歌舞伎が好き…感想・書評『カブキブ!1 榎田ユウリ』ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

カブキブ!1 榎田ユウリ 歌舞伎部なんてみたことない

みなさんの通っていた、通っている学校に歌舞伎部なんてあるでしょうか?僕は見たことも聞いたことがないです。(もし歌舞伎部があるという方には申し訳ないです。)この本は今現在7冊でており、完結しています。
その中でもやはり僕は1冊目が特に好きなので、おすすめしたいとおもいます。

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語り手の徳永の先輩芸人の神谷はお笑いに対して哲学的に物を考える傾向があるんだろうなあと…感想・書評『又吉直樹さんの火花をやっと読みました』ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

又吉直樹さんの火花をやっと読みました。

又吉直樹さんの火花は芥川賞を取った時にテレビなどですごく話題になりましたが、その時は興味はあったのですが読みませんでした。私は今どきの作家さんよりも、すでに亡くなってしまっているような古い作家さんの本が好きなのと、ハードカバーの本は高いからです。

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君の膵臓をたべたい 下巻 原作:住野よる 作画:桐原いづみ「全ての伏線が交差した瞬間に涙が流れました」【感想ネタバレ注意!あらすじ】。 #COMIC

君の膵臓をたべたい 下巻 原作:住野よる 作画:桐原いづみ 読み終わる頃には全てを理解する。

名前の明かされない主人公の【クラスメイト】君と、タイトルの意味、桜良(さくら)の本音。全ての伏線が交差した瞬間に涙が流れました。

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地球出身の元コンサルタントの立身出世物語です「異世界コンサル株式会社」【感想ネタバレ注意!あらすじ】。

異世界コンサル株式会社 作者:ダイスケ   一風変わった異世界立身出世物語

Webサイト「小説家になろう」に連載されている作品の書籍化になります。怪我から冒険者を引退した地球出身の元コンサルタントの立身出世物語です。同サイトで連載されている多くの作品と同じようにある日突然異世界にやってきてしまった主人公のお話ですが、読んでいてまず気が付くのが舞台となる世界の過酷さです。

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珍しく実写できる作品が出たからこのチャンスを逃すまいとドラマ化…感想・書評『掟上今日子の備忘録』ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

掟上今日子の備忘録 今日子には今日しかない

西尾維新が執筆した掟上今日子の備忘録がとてもおすすめですっ。西尾維新といえば独特の感性と癖の強い作風、文章でファンの間で有名ですがその中でも比較的、あっさりしたテイストとなっているのがこの作品。しかもこの作品はドラマ化されています。西尾維新の作品がドラマ化されるなんて珍しい!というのも西尾維新の作品は作風的に実写化しづらく、アニメ路線にしかいきませんでした。

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感想・書評「優駿:宮本輝」ネタバレ注意・競走馬オラシオンをめぐる軌跡(レビュー)。 #読書

優駿 宮本輝 競走馬オラシオンをめぐる軌跡

久しぶりに小説らしい小説を読んだ。話にどんどん引き込まれていく。若者の夢、馬主、競馬に関わる人物を魅力的に描いている。巨大な牧場を経営する者、胡散臭い調教師、騎手や賭け事、いろんなことが重なりあっている。

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感想・書評「under the bridge・堂場瞬一・著」ネタバレ注意「over the edge」の続編です(レビュー)。 #読書

「under the bridge」 堂場瞬一・著

堂場瞬一さんの「over the edge」の続編です。
ニューヨーク市警のエリート警官モーリス・ブラウンと、元警視庁刑事で現在は探偵をしている濱崎が共に事件の真相に迫るストーリーです。前作は東京が舞台でしたが、その後逃げるようにニューヨークにやってきた濱崎が、偶然にもまたブラウンと出会ってしまうという展開がワクワクしました。

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感想・書評「高原のフーダニット:有栖川有栖」ネタバレ注意・1冊に三篇。「オノコロ島ラプソディ」「ミステリ夢十夜」です(レビュー)。 #読書

「高原のフーダニット」 有栖川有栖

ミステリーの名手、有栖川有栖の初めての中編集です。1冊に三篇入っています。
「オノコロ島ラプソディ」「ミステリ夢十夜」「高原のフーダニット」です。
「オノコロ島ラプソディ」は、ちょっと仕掛けが強引な気がしますが、まぁ気軽に楽しめばよいのでしょう。

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