ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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ネタバレ注意!結界師/最終回感想&あらすじ・大団円とは言えないが納得のいく終わり方…。


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結界師…大団円とは言えないが納得のいく終わり方

この漫画はオカルトバトルものでありながら、主役は結界の力を主に使うという縛りがある点で、他の似たような作品とは違う戦い方や考え方、見方ができ、子供だけでなく大人も楽しめる作品だったと思います。

少年漫画とはいえ、むやみやたらとお色気シーンを出すのではなく、どちらかというと色気より家族を重視する描写が、メインキャラのリアリティを出していました。現実の中高生だったら確かにこういう行動に出る!という場面が多かったです。「古くから続く血筋」のキャラクターがたくさん出てくる物語でしたが、他の漫画のようにただ強さや由緒正しさを強調するだけでなく、古い家だからこそあるようなお家騒動も細かく描写されててキャラクターに深みがありました。
最終話では何百年も続いたそれぞれの確執や対立が、戦いを経て一気に解消されていく爽快感がありました。ハッピーエンドではありますが、一部のキャラにとっては完全にはそうではない終わり方でした。個人的には、主人公の母親が人の心が分からない人(発達障害気味?)だけど、母親は母親なりに子供のために頑張っていたことが分かって終わるところが好きです。
登場人物(特に主人公サイド)全員が幸せになって終わるわけではないので、大団円とはいえませんが、どのキャラクターに注目するかによって色々な読み方ができる納得のいく最終回であり、物語だったと思います。