心震える!珠玉の「ちはやふる」
デビュー当時から大好きな、末次由紀さんの「ちはやふる」最新刊を読みました。
「ちはやふる」は百人一首に取り組む高校生の機微をすごく繊細に描かれている作品で、「まんが」で片づけるのは非常に惜しいマンガだと思います!
20巻以上続いていて、賞を受賞しているのも、その所以なのではないかと考えています。
主人公の「ちはや」がぶっ飛んでいるところがありつつも、まっすぐでひたむきなところがすごくきれいで、心の描写がとにかく繊細で素晴らしいです。
主人公だけでなく、一緒にかるたを頑張っている同じ高校の仲間も、リアルに描かれています。
それぞれの背景や性格など、絡みが面白くて、こんな高校生活って充実しているだろうなぁと想像させてくれます。
ドタバタしつつも、目標に向かってキラキラ輝く高校生たちが、まぶしいなぁと、懐かしくも新しい気持ちになる漫画です。
話だけでなく、絵もすごく好きなのですが、「瞳」の表情がキラキラしていて、女の子は特にグッとくるシーンが沢山あります!
大人の女子にも、お勧めしたい1冊です。