ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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満ちても欠けても(水谷フーカ)2巻/感想&あらすじ・番組MNM(ミッドナイトムーン)に関わる人たちのオムニバス形式短編マンガ…(ネタバレ注意)。


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「満ちても欠けても」2巻 水谷フーカ

待っていました!
ラジオ番組MNM(ミッドナイトムーン)に関わる人たちのオムニバス形式短編マンガ。

番組の出演者やスタッフ、そのラジオを聴くリスナーのちょっとした日常を描いているマンガなのですが、とっても繊細であたたかい!
水谷フーカさんという作者さんのあたたかさなのでしょうか。

1巻も仕事に悩んだり、恋があったり、短編ですが読み応えのあるものでした。
2巻はさらにパワーアップしています。

全2巻なのでこれでおしまい、それがすごく残念でなりません。
しかし、終わり方としては大団円。
過去に登場したキャラクターが少しずつ登場してきて、なんとなく嬉しくなります。

マンガの世界の他人のお話なのに、思わず自分の身に置き換えてしまう場面もあり、涙が込み上げてきたりもしました。
みんながみんなそうではないと思いますが、このマンガを手に取った方は必ず一人くらい「このキャラクター、自分に似てるかも……」と思うキャラクターがいるはずです。

みんな悩みながらも一生懸命生きている、どこかにキラキラした部分があるんだよ。

そう思わせてくれる作品です。