感想
小学生くらいの時に祖母が読んでいたのをみて、読んでいたのを思い出して購入してみました。しかし、実は購入したこの作品はよく見ると「Ⅱ」と描かれており、いきなり読み始めると主人公二人がなんの疑問もなく問題・事件解決をしていくのでちょっと面食らってしまいました。昔読んだものと変わらない、懐かしい絵柄で、はっきりくっきりしたタッチなのに女性の顔の感じがすごく好みでとてもかっこいいと思いました。
アクションシーンが結構多く、激しい動きもかなり多いのですがアングルも違和感なくどうやって攻防しているのかはっきりわかるので本当に面白いです。ボニータというコミック雑誌に掲載されていたのですがちょっと怖い作品や難しく当時の私では理解できないような作品もありましたが、この雑誌のおかげで唐草ミチルさんや東山むつきさんに出会うことが出来たので大好きでした。現在は大きな本屋さんに行かないと見つからなかったりするのですが当時はコンビニや近所の本屋さんで買うことが出来たので毎月楽しみにしていたのを思い出します。なぜ「やじきた」なのかずっと不思議に思っていたのですが主人公二人の名前が矢島順子と篠北礼子というところからきているんですね、知りませんでした。長年ずっと愛されてきたとってもすてきな作品だと思います。