ゴッドチャイルド/最終回感想ネタバレ注意！父への復讐を果たし、かつ妹のマリーウェザーを守ろうと…。

ゴッドチャイルド最終回。二人の最後に…

はなゆめに連載していた「ゴッドチャイルド」、当時厨二病真っ只中だった私はどはまりしてました。舞台は19世紀末のイギリス。ゴシックな雰囲気のフリフリドレス美少女や、黒の紳士スーツに影のある美形貴族にゾッコンでした。
ゴッドチャイルドの最終回、物語終盤までずっと信頼していた執事のリフに裏切られ、それでも父への復讐を果たし、かつ妹のマリーウェザーを守ろうとするカイン様。カイン様が信頼していたリフは、洗脳により生まれた別人格で、本来のリフは自分を守るためなら人殺しも厭わない様な人間だったのです。
しかも、リフが良い人格に洗脳されたかというと、カイン様から絶対の信用を受けた頃に裏切らせることで、より傷つけることができると父が考えたから…。
父への復讐は間違えだったと分かりながらも、二人が和解することはなく父は死んでしまいます。
そしてリフも、あるきっかけでカイン様が信用していた良い人格を取り戻し始めます。本来なら、後から生まれた人格は生まれながらの人格にはかなわないのですが、二人の絆がそれに勝ったのです…。
そしてラストのコマの美しさ…。死んでも離れない二人に感動しました。