「信長協奏曲」1巻 石井あゆみ・著
明智光秀も知らない勉強嫌いの高校生サブローは、ある日高所から落ちたタイミングで戦国時代にタイムスリップしてしまいます。そこで出会ったのはなんと織田信長。しかも信長は顔がサブローと瓜二つだったため、病弱な自分の身代わりになるよう頼まれるのです。予期せず信長として生きることになったサブローですが、これが意外にもあっという間に戦国の世の暮らしに順応していく様子に唖然としつつも笑ってしまいました。
だらけた身なりで百姓の子供と相撲を取ったりして、好き勝手に振る舞うサブロー。本物の信長は体は弱いが聡明で品行方正だったため、突然正反対の人格になってしまったことに周囲は動揺を隠せません。しかし弟や近習に命を狙われたり、人質交換で竹千代を守る役目を任されたりするピンチも、軽いノリで乗り切ってしまいます。本人は意図せずやっていることが、周囲には逆に底知れぬ人物という認識を与えて一目置かれるようになる様子が面白いです。
ありがとう寄稿(マンガ感想記事)。
今回の事件は「バスジャック」でもあるのですがそこまでのプロセスがかなり見物にもなってくるものです。
ウロボロス(警察ヲ欺クハ我二アリ)4巻第32話「襲」(神崎裕也)感想&あらすじ・事件は「バスジャック」でもあるのですがそこまでのプロセスがかなり見物にも…ネタバレ注意。#マンガ - ナカノ実験室