緊急取調室 第5話 5月18日
今回の話は、ボランティア活動をしていた男性が人を殺して捕まった、という話です。
「誰をどこで殺したのか、記憶がない」ということで、緊急取調室の方々や捜査一課の方々が散々振り回され、最終的には「他の人間が殺したのを見ただけで、殺していない」という内容でした。
「偽善者」というのは、こういう男のことを言うんだろうな、と思いました。
自分の主張を通したいがため、刺されて死にそうな人間を放って立ち去り、「会社のブラック実態」を披露するために見殺しにする。
正しいことをしていると思い込んでいるが、人間として終わっています。
こんな「偽善者」男が存在していたら、怖いです。
自分もそうではない、とは言い切れませんが、こういう言動が取れるかどうかは、わかりません。
「僕は、殺してない」じゃなく、助けていれば「救えたかもしれない命」はどうでもいいのかよ、と夜遅くなのに叫びそうになりました。
今回の話は、最低だけど、世の中に沢山いそうな人間を描いた興味深いドラマだったと思います。