ジャンプ部屋ブログ

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3月のライオン(10巻)/羽海野チカ「いじめや受験を乗り越え、晴れて零と同じ高校に入学したひなた」【感想ネタバレ注意!あらすじ】。 #COMIC


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3月のライオン(10巻)/羽海野チカ 三姉妹の父親が現れた

いじめや受験を乗り越え、晴れて零と同じ高校に入学したひなた。
部活動に入ったり、新しい友達もできてとても楽しそう。
その生き生きした様子をみて、とても嬉しくなりました。

零にも変化があったように思います。
以前は人に対して閉鎖的だった零も、将科部のみんなや先生、そしてひなたの件を通してまっすぐに人と向き合えるようになったように見えました。
これまで学校のイベントに参加することもなく、友達もいなかった零でしたが、決して何もなかったわけではなかった。
学校の中でも外でも、さまざまな出来事を通して自分と向き合ってきたんですよね。
零の晴れ晴れとした表情は、そうやってたくさんのことを乗り越えてきた証なんだと思います。
育ての母親に会いに行ったのも、きっとそうして「気持ちのおさまり場所が見つかった」からなんでしょうね。

そして終盤は、これまで姿を現すことがなかった三姉妹の父親が現れます。
どんな話をしようと、常に飄々とした笑顔のこのお父さん。
素性を調べてみると、女性問題に金銭問題...私だったらこんな父親絶対いやです(笑)
その父親から、三姉妹を守ろうとする零。
以前の零なら、こんなことは絶対しなかったと思います。
「ひなたを助けたい」という強い意志が、零をそうさせたんでしょう。

さて、10巻はここで幕を閉じます。
果たして零は父親から三姉妹を守ることができるのでしょうか?
ひなたとの恋の行方は?
11巻も目が離せないですね!