私はとにかくサスケか大好きです。主人公であるナルトはもちろんですがサスケにも人を引きつける魅力があります。しかしそれを1番気づいてなかったのがサスケ本人で1番気づいていたのがナルトである事が私はこの漫画の1番の魅力であるかと思います。
サスケの人生に1番向き合っているのはサスケ、兄であるイタチではなくナルトでした。そんなナルトの事を尊敬、大好きだったと知ったのは最終巻でした。サスケがその気持ちに気付いて涙を流した時、もっと早く気付いてよー!と読みながら涙したのを覚えています。周りの方と形が違えど里の事をつねに考えていたのは他でもなくサスケだと思います。不器用でもどうやったら争いが終わるのか、どうしたら自分のように傷つく人が減るのかをつねに考えていたように思います。ただそれを自分の復讐にあててしまい、ライバルであるナルト、師匠であるカカシ、また里のみんなと敵対する形になってしまいました。サスケの凄いところは自分の見た光景や真実しか信じない事です。それによって里と敵対してしまった形ではありましたが、だからこそ最後にナルトと衝突する事で自分の行いが過ちだと気づけたんだと思います。サスケは本当に素晴らしい人間です。