年間1万円を超える被害が確認されている自動車の盗難事件があるそうだ。
その名も「リレーアタック」
現在生産されている車の多くのスマートキーシステムは微弱な電波に反応しドアに触れただけで億を解除する。
これを悪用して、犯人グループである一人が特殊な装置で作られた車の電波を中継し、車の近くに居る窃盗役がドアのロックを解除しエンジンをかける。
その時間わずか数十秒。
電波を中継する方法からリレーアタックと呼ばれている。
すでに日本でもヨーロッパでもリレーアタックの被害が広がっていて、ニュースなどで注意が呼びかけられている。
この背景には国外の犯罪集団が絡んでいるようだ。
人気の車を狙って盗み出し国外で売りさばく。
さて、車のメーカー側はスマートキーを開発した時にこれを予想しなかったのか?ということが私の疑問である。
素人の私であってもそのように思うのだから、防御策はあったのではないかとも思う。
私たち消費者は市場に出回っている車のほとんど全てがこのようなシステムなので、選択の余地はないように思える。
私が独自で調べたところ、マイカーのスマートキーをアルミホイルで包むという方法でも電波を遮断して有効だそうだ。
これからの時代は自分で犯罪を未然に防ぐという対策が必要なようだ。