おいしい食べ物を求めて、東京の様々な場所を散歩する様子を綴ったコミックエッセイ第2弾です。
自分の知らないグルメを知りたいと思って手に取りましたが、このご夫婦のやり取りを眺めているだけでも十分に楽しめる一冊になっています。三人のお子さんもずいぶん大きくなり、ご結婚されて長く経つと思うのですが、漫才のボケとツッコミのような会話が面白くて仲の良さがうらやましいですね。二人で公園のボートに乗っちゃうなんて、本当に微笑ましいです。
食べ物はどれも美味しそうでしたが、唐揚げやお団子などどこでも食べられそうなものが多かったので、もう少し変わったグルメもできれば紹介してほしかったです。
私が一番印象に残ったのは、池袋にあるカフェのボリューム満点サラダでしょうか。大きなワンプレートに色とりどりの盛り付けが目をひき、普段はなかなか口にできないような珍しい野菜が食べられるのも魅力だなぁと思いました。
あと、おむすび専用袋が可愛くて素敵で、長女に持たせたら喜んでいたというエピソードもよかったです。