ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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アンダンテ(小花美穂)感想&あらすじ・主人公・茗(めい)とその兄の那都(なつ)は、それぞれ女性の歌う竿竹屋とサザエさんの歌声で…ネタバレ注意。 #マンガ


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一言感想

人と人とを結ぶ音楽と、家族の絆のお話です。

面白いところ。

主人公・茗(めい)とその兄の那都(なつ)は、それぞれ女性の歌う竿竹屋とサザエさんの歌声で泣かされることに。

実は、その歌声の持ち主は、2人の父親の命の恩人の娘・メル。
事情があって、しばらくの間2人の家で預かってほしいという頼まれるのですが、そこから平穏な2人の生活に亀裂が入り始めます。

とにかくメルが美しくて天真爛漫で何とも言えぬ可愛い美少女です。

高校3年生にして天才音楽家として名の知れている那都と、平凡な吹奏楽部所属の茗、そして天使のような歌声を持つメルの3人の生活がスタートするのですが、結構揉めたりと大変なことに…。

2人は複雑な家庭で育ち、子連れ再婚で血が繋がっておらず、茗は優しく穏やかな兄・那都のことが好き。
その那都は、メルとの距離が次第に近づき始めついに付き合うようになったり、メルの過去や秘密が明らかになるにつれ、ドキドキがとまりませんでした。

複雑な恋心を持つ茗の気持ちや、これではいけないと兄離れしようと頑張る健気な姿、偉大な兄に持つコンプレックスに足掻く姿に涙です。

読み始めは、恋愛のお話かなと軽く読んでいたのですが、次第に壮大になって、平凡な女子高生(兄や親以外)の世界観が音楽を通して広がっていくところが面白いです。

音楽を通して人と人が繋がっていって、色んな形の愛が形成されて、感動モノでした。