ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

スポンサーリンク

リングにかけろ/感想&あらすじ・主人公の高嶺竜児は弱虫で、その姉の菊は、男勝りの勝気な女の子…ネタバレ注意。


【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

寄稿を頂きました。

リングにかけろ

伝説のマンガ「リングにかけろ」(通称:リンかけ)。
何が伝説って、「リングにかけろのおかげで集英社の改装ができた」「女性に人気のなかった少年ジャンプに女性ファンを大勢引き込んだ」などなど。

「リンかけ」と言えば、派手な必殺技が有名ですが、初期の頃は地味な展開が続いていました。
主人公の高嶺竜児は弱虫で、その姉である菊は、男勝りの勝気な女の子。
そんな2人が地道な努力を重ねてボクシングを続ける、泥臭いマンガでした。

そんな初期の話で好きだったのは、辻本との対戦でしたね。
辻本というのは、中学時代の竜二のライバルの一人なんですが、パンチが全く効かない鋼のボディを持つ少年。

なぜそんな強靭な体なのかと言うと、辻本家は幼い頃から貧乏暮らしで、そこに輪をかけて、母親の再婚相手が酒浸りで仕事もしない、どうしようもないろくでなし。
この男が辻本に当たり屋をやらせては、運転手を脅してお金をせびっていたんです。
(当たり屋・・・走行中の自動車にわざとぶつかって、事故の被害者を装って慰謝料をせしめる詐欺行為)
そんな当たり屋を続けていくうちに辻本は、並みの衝撃にはビクともしない鋼の体を手に入れたのです。
竜二の渾身のパンチも、辻本には全く効き目なし。
そんな辻本にも「アキレスのかかと」とも言うべき弱点が一つだけあった。それは・・・
続きはご自身で読んで確認してみてください。

車田先生はもとより、少年ジャンプにとってもエポックメイキングとなった作品。
ぜひともご覧ください。
ただし、「リングにかけろ2」はちょっと・・・