寄稿を頂きました。
コマンダー0
「コマンダー0」(コマンダーゼロ)、大好きです♪
勧善懲悪のヒーロー物なんですが、人気が伸び悩み、あっさりと打ち切りとなってしまった悲しいマンガ。
連載終了後に発売された単行本は、連載時の内容に大幅加筆・修正を加えて2巻刊行されました。
「なんで終わっちゃうんだよー?これから面白くなるんじゃないかよー!!」
と、少年ジャンプに怒りを覚えた最初のマンガです。
舞台は近未来(設定は80年代ですが)の日本。
悪がはびこる腐敗した世の中を治めるには、既存の警察組織では対抗できない。
そこで特別組織である「JAPAN ARMARD POLICE」、通称「JAP」が水面下で活躍します。
(決して日本人の蔑称ではありません。)
そのJAPの一員であるコマンダー0の正体は、鋼零太(はがね れいた)という、どう見ても冴えないダメ男。
しかし、いざJAP出動というときには、ダメ男の仮面を脱ぎ捨てて、コマンダー0に変身!
両拳の電磁ブレーカーを武器に、悪人どもをやっつける。
なんてカッコいいんだ、コマンダー0!!
その後、同じコマンダー仲間の「コマンダー・レオ」や「コマンダー・ジョー」なども登場して盛り上がります。
さらには、他にもたくさんのコマンダーたちが世界各地で戦っているという情報もあり、世界観がどんどん膨らんでいったんですよ。
それなのに、オシマイなんて・・・
設定もしっかりしていたように思えるのに、何がいけなかったんだろう?
誰か「コマンダー0」の超カッコいい実写映画を作ってくれませんかねぇ~?
その際には、人気者や事務所のゴリ押しでキャラクターを決めるイマドキの悪習はやめて、本当に役柄に合ったキャスティングをして欲しいなぁ~♪