一言感想
週刊少年ジャンプで連載していた高橋和希先生原作のカードゲームアニメの記憶編最終話。
闇のゲームの盤上から降り、王たる遊戯は自らの王の身体に、バクラは邪神ゾークが本体となった。
三幻神すら倒され危機に陥る王たる遊戯。
そんな中、王墓に潜っていた遊戯たちが王たる遊戯の元に駆けつける。しかし 古代神官文字(ヒエラティック・テキスト)を読むことができなかった遊戯たちはそれを言葉にして伝える術をもたなかった。
そんな時杏子(あんず)が渡した「カルテューシャ」に文字を刻むことを思いつく。
遊戯、城之内、本田、杏子が覚えた文字をイメージし、邪魔をしようとするゾークを海馬が防ぐ。
そうして取り戻した名もなき王の名は「アテム」。
それこそがもう一人の遊戯の失われた名前だった。
好きなところ。
王の名には神を束ねる力があった。
遊戯のデッキから飛び出したカードが力を与え、「オシリスの天空竜」「オベリスクの巨神兵」「ラーの翼神竜」はアテムである王の名の元に「創造神ホルアクティ」と化身し、ゾークを倒すのであった。
三千年前は一人で戦ったために名と魂とで封印することしかできなかったゾークを友と仲間の助けで滅ぼすことができたのだった。
好きなシーン。
アテムがセトに後のことを頼むシーン。
記憶の世界では生きていても実際にはゾークを封じたことによってそれ以降の記憶はなく、死んだも同然となっていたアテム。
従兄弟であるセトに全てを託し、仲間たちと現実の世界に帰るのであった。
- 声の出演 武藤遊戯:風間俊介(ジャニーズJr) ゾーク:海津義孝
- 監督 杉島邦久
- 主題歌 OVERLAP